事業案内-主な推進事業-

時代のニーズに応える家畜改良を推進し、家畜の改良と増殖を図り、
もって我が国の酪農畜産経営の安定に寄与することを目的とする。

種雄牛の作出

乳用牛は国内はもとより、北米、ヨーロッパからも幅広く遺伝資源の導入を図り、改良形質として現在最も重視されているタンパクおよび機能的体型の改良をスピードアップする遺伝資源の選択に努めています。また、肉用牛は黒毛和種の遺伝改良を図るため、肉用牛経営者と一体となって後代検定を実施し、優秀検定済み種雄牛造りに取り組んでいます。

精液の生産と販売

供用種雄牛については、精液の品質および生産性の向上を図りながら、需要動向に応じた生産量の確保に努め、品質管理の徹底を図っています。待機種雄牛は、検定終了後の需要に充分対応できる様、必要生産量を早期に確保し、安定供給に努めています。また、性選別精液(GH-X・Y)の生産・販売にも積極的に取り組んでいます。

受精卵の販売

受精卵の血統情報、品質、価格などに関する資料の提供や移植技術の普及向上を図りながら、販売業務を積極的に推進し、あらゆる生産者のニーズに対応する様努めています。

フィールドサービス業務の推進

乳用牛については、生産者及び各家畜人工授精所を巡回しながら娘牛の能力、体型、受胎率などの調査をはじめ交配相談などの、きめ細かなサービスの提供に努めています。また、最新の改良情報の伝達と娘牛の能力・体型などの特徴を早期に把握し、生産者に身近な改良情報として、迅速な提供を心がけております。

また、肉用牛については黒毛和種に関する調査業務や現場後代検定事業の実務を推進するとともに、枝肉や子牛市場成績および枝肉共励会成績などの現場情報の収集・提供を進めております。

OPU(経膣採卵技術)・技術開発・教育研修

技術開発については、良質な凍結精液、受精卵の生産および受胎率の向上などに向けた、技術検討を実施しています。基礎的研究は大学や試験研究機関と共同して推進しています。
また、幅広い基礎・専門知識修得する人材育成に取り組んでおり、家畜改良増殖法に基づいた資格取得講習会「家畜(牛)人工授精・家畜体内受精卵移植」をはじめ、ET講習会や生産者研修会、海外技術者の受入れなども行っています。


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